高齢者住宅新聞『セラピストが音楽療法』

2008年10月05日
発行:高齢者住宅新聞
「セラピストが音楽療法」施設向け、運動能力・認知力向上
高齢者住宅新聞『セラピストが音楽療法』
施設へ演奏家を派遣するビジネスを手掛ける、エルパ(東京都江東区)は10月1日から、老人施設向けの音楽療法による 新サービスを開始した。 入居者の運動能力や認知力の向上、リラクゼーションの促進に効果がある。
新サービスの名称は「エルパミュージックアクティビティ」。ゲスト参加型の音楽療法で、セラピストが中心となって、 歌唱、声だし体操、楽器活動などを行う。
利用目的は、体力・移動能力・運動能力の向上、他者との交流支援、長期記憶への刺激、短期記憶や認知力の向上、ストレスの 軽減などさまざま。
「音楽を通して楽しみながら心身ともに良い刺激を与えることができ、生理的・心理的・社会的な面で大きな効果をもたらす」 (島貫歩美社長)。
同社のセラピスト2名が体操・呼吸法、歌唱、楽器活動、クールダウンなどのプログラムをこなす。 基本時間は45分。アクティビティに必要な歌詞カード、小物楽器などはセラピストが持参。 入居者の状態やスタッフの要望にあわせ、プログラムを実施することも可能。
セラピストは2名のうち1名が有資格者、もしくは相応の経験者。事前にセラピストのプロフィールを公開し、施設側に紹介する。 料金は参加人数20名までで2万1千円(首都圏の場合)。
同社は生演奏によるミニコンサートを、首都圏約90施設で実施。演奏家約4000名が在籍し、老人ホーム、結婚式場、 ホテルなどで年間約700件の生演奏をコーディネートしている。 依頼先の場や要望に合わせ、多様なジャンルの楽器編成、曲目に対応する。 新たに導入する音楽療法によって、サービスの幅を広げ、顧客のニーズに応える。
同社では、新サービスを通じて不透明になりがちな音楽療法サービスの浸透を図っていく。